2月の男木島｜1000万株の水仙畑を歩く

男木島歩き：2月の水仙畑編

先週のよく晴れた日に、男木島を歩いてきました。
お目当ては、推定1000万株の水仙畑。
2月の男木島は、灯台の周辺の水仙が一斉に咲き、うっとりするような甘い香りに包まれます。
水仙の見頃は2月の末ごろ。波の音を聞きながら、贅沢〜な芳香浴をどうぞ。

高松港から船に乗る

高松港で船を待ちます。
無料のテラス席もあるので、早めに着いたらコーヒーを飲んでのんびりしても。
瀬戸芸中はいろいろなキッチンカーが出店しに来ています。

しましま柄のめおんが男木島ゆきの船です。
平日だったのですが、みんな男木の水仙を楽しみにしていたのか、大きなめおんも登山服のお母さんたちでいっぱいでした。

雰囲気のある男木島の集落

港の前の男木島交流館

港の前にあるのは男木島交流館。ジャウメ・プレンサの作品。
船の切符や男木島の地図はここで手に入ります。

中には島内外の子どもたちが作ったお魚のモビールが飾られています。
これかわいいよね。おうちに飾りたい。

豊玉姫神社

男木島に行って、最初に向かうのは、いつも豊玉姫神社です。
この日も最初に向かいました。
港の前の坂道をうんうん登った先に、集落とせとうちのおだやかな海を一望できる神社があります。
ここは、夕日もとってもきれい。

神社のまわりには人なつこい猫たちがいっぱい。
男木島の猫たちはほとんど茶トラさんです。みんななかよし。
うちの子もひとり茶トラ（ハチワレ）なんですが、茶トラっておっとりさんが多い気がする。

迷路のような集落を抜けて、水仙郷がある男木島灯台を目指します。

ジイの岩・展望台

下りながら水仙畑が目に入ってくる方が楽しいので、先にジイの岩がある展望所まで山道を登り、反時計まわりで水仙畑を歩きます。

海岸沿いを歩いていくと、こんな看板が出ています。

ここから登山道に入り、展望所まで登ります。
波の音と鳥の声、それから木漏れ日。気持ちのいい山道です。

展望台からの眺めはこんな感じ。ベンチもあるよ。

水仙郷と男木島灯台

展望台をちょっと下って、分岐から（看板が出てます）水仙郷を目指します。
しばらく遊歩道を歩くと目に飛び込んでくるのは、推定1000万株の水仙畑。

一帯が甘い香りに包まれていて、夢のようにいい匂い…！
ときどき目をつぶって、胸の奥まで息をいっぱいに吸いながら、ゆっくり散策。

水仙の香りはジャスミンと系統が似ているのですが、ジャスミンが湿度や熱感を感じる濃厚な甘さなのに対して、水仙はもっと硬質で冷たいかろやかな甘さ。春によく似合う、かわいい香りです。

あ〜いい匂い。。。うっとり！

男木港からまっすぐ向かった場合は、灯台までは徒歩30〜40分くらい。
灯台の隣には男木島灯台資料館があり、見学できます。
トイレもあり。

灯台前の海岸が気持ちいいので散策。
キャンプ場でもあるので、水道もトイレもあり、自炊セット持ってきて、ピクニックするのも気持ちいいと思います。

ここでしばらくのんびりしました。
おやつ食べてコーヒー飲んで、船を眺めながら、ぼーっと。

お昼ごはんを食べに行く：お食事処円（まどか）

お弁当を持ってきて灯台の前の海岸でピクニックするのも楽しいんですが、この日は円さんに食べに行きました。
ほかにも行きたいカフェはいろいろあるんだけど、男木島の飲食店は平日営業していないところも多く、円さん率が高め。
刺し身かタコ関係の定食がおいしいです。

この日は、タコ天定食を食べました。1300円也（瀬戸芸中は価格変更あり）。海が目の前です。
こちらのお店も、夕日が最高なんだって。

大井海水浴場と歩く方舟

まだ少し時間があったので、大井海水浴場の方へ散策。
ここに「歩く方舟」があります。
男木島港から徒歩15〜20分の距離。

ここにもニャン太。みんなひとなつこくて話しかけてきてくれます。
この子、出待ちしてくれて、かわいかったな。

男木島15時発の「めおん」で帰ります。夏はもう1本後でもいいと思う。
しましま柄なのは、「せとのしまじま」と掛けているんだって。

春のはじまりを感じる気持ちいい一日でした。いい香りでうっとりリフレッシュできたな。
寒い時期の島もぜひ。

男木島へのアクセス

電車・バス・車

• 最寄り駅は、JR高松駅またはことでん高松築港駅（同程度の距離）
• 高松駅から高松港までは約550m。徒歩7分ほど。途中にコンビニもあります。

駐車場

• 高松港周辺に有料駐車場複数あり

船：雌雄島海運

• 切符売り場：高松市サンポート8-1（海を目の前にして右手にあります）
• 女木島を経由します
• 夏季は増便あり
• 片道大人510円・40分
• 電話：087-821-7912

男木島行きフェリー最新の時刻表